GUIDE / 2026-10-09更新

空白・全角・大文字小文字を、いつ同じとみなすか

一致しない値を何でも整形すると、本来別のコードまで同じになってしまうことがあります。表記をそろえる前に、どの違いを無視してよいか決めましょう。

まず原表記のまま比較する

「ABC」と「abc」、「001」と「1」、「A1」と「A1」は原表記が異なります。照合ノートの初期設定では区別します。完全一致で結果を確認してから、業務上同じ値と扱う条件だけをオンにする順番が分かりやすい方法です。

条件同じになる例変わらない例
前後の空白を無視「 A 」と「A」「A B」と「AB」
全角英数字・記号を半角に「A1」と「A1」丸数字「①」と「1」
大文字小文字を無視「ABC」と「abc」「001」と「1」

変換する範囲を知る

全角の条件では全角ASCII相当の英数字・記号と全角スペースを変換します。カタカナの全角半角や、異体字、見た目が似た別の文字を統一する機能はありません。内部の空白も削除しません。

これらは比較用の値に対する条件です。一覧比較のJSONレポートには比較用の値とA・Bそれぞれの原表記、元行番号が残ります。CSV重複確認でも、保持レコードの値は元のままです。

条件が違う結果を混ぜない

1回目は空白を区別し、2回目は空白を無視した場合、結果件数が変わるのは自然なことです。レポートを残すときは条件も一緒に保存します。JSONレポートには実行時刻と比較条件が入りますが、原本のファイル名や出所は別途記録してください。

表記を無視して一致したことは、同じ人・同じ取引である証明ではありません。業務上の意味に照らして結果を確認しましょう。